「春のもったいない・いわて食べきりキャンペーン」
まだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品、いわゆる食品ロスは、日本国内で年間約522万トンも発生しており、このうち約275万トン(約53%)は事業者から、約247万トン(約47%)は家庭から発生しています。これは、国民一人あたりお茶碗1杯分(約150g)に近い量の食べ物を毎日捨てていることになります。(農林水産省及び環境省2020年度推計値)
本県においては、令和3年12月に「岩手県食品ロス削減推進計画」を策定し、「県民みんなでトライ!なくそう食品ロス」を基本目標に掲げ、消費者、事業者、行政等の多様な主体が食品ロス削減を「我が事」として捉え、相互に連携・協力しながら食品ロスの削減を推進し、持続可能な生産と消費が行われる社会を岩手から実現するための取組を進めているところです。
その取組の一環として、3月~4月の歓送迎会シーズンに合わせて、「春のもったいない・いわて食べきりキャンペーン」を実施することとしました。このキャンペーンでは、外食時やテイクアウト時の適量注文、宴会時の3010運動(開始後30分と終了前の10分間は料理を食べる時間とする取組)の実践、持ち帰り容器(ドギーバッグ)を使用などの取組について広く県民に呼びかけます。
なお、キャンペーン期間中、令和4年度に実施したドギーバッグコンテストの最優秀賞の作品を基に、本県オリジナルの持ち帰り容器(ドギーバッグ)と啓発物品を作成し、もったいない・いわて食べきり協力店等に配布することとしています。
大切な食べ物を無駄に捨てることのないよう、食品ロス削減の取組に県民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
実施期間
令和5年3月1日(水曜日)から令和5年4月30日(日曜日)まで
「春のもったいない・いわて食べきりキャンペーン」
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1024853.html
【岩手県環境生活部 資源循環推進課】