北海道・三陸沖後発地震注意情報について
●令和7年12月8日23時15分頃に発生した青森県東方沖の地震について、震源位置や規模を精査した結果、国の基本計画等に定められている、後発地震への注意を促す情報を発表する基準を満たしていることから、気象庁は、12月9日02時00分に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。
情報の内容や防災対応について、お知らせします。
気象庁公式サイト
https://www.jma.go.jp/jma/press/2512/09b/nceq202512090200.html
●【内閣府・防災情報】北海道・三陸沖後発地震注意情報の解説ページ
https://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaiko_chishima/hokkaido/index5.html
●【いわて防災情報ポータル】
https://iwate-bousai.my.salesforce-sites.com/
旅館・ホテル向け連絡
厚生労働省
【厚生労働省】令和7年青森県東方沖を震源とする地震による被害者等の要援護者への緊急対応について(PDF)
観光庁
【観光庁】北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表に伴う注意喚起について(PDF)
(内閣府防災情報)防災対応は何をすればいいの?
北海道・三陸沖後発地震注意情報が発信された際の防災対応についての、基本的な考え方は以下のとおりです。
・先発の地震も含め、突発的に地震が発生した場合を想定し、日頃から地震への備え(事前防災対策)を徹底しましょう。
その上で、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」発信時には地震への備えを再確認しましょう。
・情報発信時は、社会経済活動を継続した上で必要な防災対応を実施してください。
国や自治体からの事前避難のよびかけはしません。
・情報発信時に地震が起こらなかった場合でも、「空振り」と捉えるのではなく、防災訓練や防災意識の向上につなげる「素振り」と捉えましょう。
この考え方を踏まえ、北海道・三陸沖後発地震注意情報発信時の住民の防災対応の例は以下のとおりです。
情報が発信された場合は、1週間程度、平時よりも巨大地震の発生に注意し、地震への備えを徹底しましょう。
具体的には、
・家具の固定や安全な避難場所・避難経路の確認などの、日頃からの地震への備えの再確認に加え、
・すぐに逃げられる服装での就寝や、非常持出品を常に携帯しておくなど、揺れを感じたり、津波警報が発表されたりした際に、直ちに津波から避難できる体制の準備、
・先発地震の被害状況に応じて、揺れによる倒壊や土砂災害等のリスクから身の安全を確保する備えをしましょう。