補助犬とユーザーはどこでも一緒(補助犬同伴の受け入れ義務等)

   

補助犬とユーザーはどこでも一緒(補助犬同伴の受け入れ義務等)

身体障害者補助犬は、盲導犬、介助犬及び聴導犬のことです。
身体障害者の自立と社会参加に資するものとして、身体障害者補助犬法に基づき訓練・認定された犬です。
法に基づく表示をつけています。

盲導犬は、視覚障害のある人が街なかを安全に歩けるようにサポートします。
介助犬は、肢体不自由のある人の日常生活動作をサポートします。
聴導犬は、聴覚障害のある人に生活の中の必要な音を知らせ、音源まで誘導します。

◆厚生労働省公式サイト:身体障害者補助犬関連
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/hojoken/index.html

補助犬法
ほじょ犬は「身体障害者補助犬法」に基づき訓練・認定されています。ユーザーは衛生・行動管理に責任を持って社会参加しています。
受け入れる施設側には、法律に基づき、ほじょ犬の同伴を受け入れる義務があります。
《身体障害者補助犬法》
目的/良質な補助犬を育成して、障害のある方の自立と社会参加の促進に寄与することを目的とした法律です。(法第1条)
定義/補助犬は、認定を受けた「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の3種類の総称です。(法第2条)
訓練・認定/定められた訓練施設において、障害のある方の状況に応じた訓練を行い、良質な補助犬を育成し、指定された法人により「認定」を受けています。(法第3、16条)
使用者/補助犬を同伴して施設等を利用するときは、補助犬である旨を表示しています。
また、使用者は自ら補助犬の行動を適切に管理し、補助犬の体を清潔に保っています。(法第12、13、22条)
施設等の利用/不特定多数の人が利用する施設等では、使用者が補助犬を同伴することを拒むことはできません。(法第7、8、9条)

厚生労働省サイト
●補助犬同伴を受け入れるために(事業者へのアドバイス)
もっと知ってほじょ犬-pdf
補助犬ユーザー受け入れガイドブック:宿泊施設編 “ 誰もが安心して心地よく滞在するために”-pdf
もっと!どこでも補助犬同伴ミニブック(宿泊施設)-pdf
補助犬ユーザーに安心してホテル・旅館にご宿泊いただきましょう!-pdf
(飲食店・小売店向け等もあります)
その他、海外から渡航される補助犬使用者に関する情報等も掲載あり



公益財団法人日本盲導犬協会

https://www.moudouken.net/

1978年(昭和53年)の道路交通法の改正を機に盲導犬に関する実体規定が定められました。
車両の一時停止や徐行の義務により、道路通行上も保護を受けています。
盲導犬は、「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された犬で、特別な訓練をうけています。
ですから公共施設や交通機関をはじめ、飲食店やスーパー、ホテルなど様々な場所に同伴することができます。

盲導犬について 目の見えない人・見えにくい人が安全に歩けるように
盲導犬の受け入れ・法律について
パンフレット「どこでもWelcome!~盲導犬の受け入れについて」

◆盲導犬受け入れ拒否対応事例集
盲導犬を連れてカフェやレストランに入ったり、医療機関やスポーツジムに行ったり、バスやタクシーに乗ったりすることは、身体障害者補助犬法、障害者差別解消法により法的権利として認められ、施設側は受け入れ義務があります。
そのために法律は盲導犬の行動面、衛生面で盲導犬ユーザー(使用者)がしっかり管理することを義務づけています。
行った先では、「静かに待機」「ほえたりしない」ことはもちろん、予防接種を定期的に行い、ブラッシング、爪切りなどで体を清潔にするといったことです。
(こちらのページに、飲食店・小売店・宿泊施設等の事例掲載)
https://www.moudouken.net/special/case-study/